マンガ学部 マンガプロデュース学科 マンガプロデュースコース

マンガプロデュースコース

マンガプロデュースコースで何を学ぶか

現代のマンガ文化はマンガ家以外にも多くの人材と才能に支えられています。ヒット作をしかける編集者。魅力あるストーリーを提供する原作者。鋭くマンガを考察する批評家。精華のマンガプロデュースコースでは、売れるマンガを世に送るため、企画力、発想力、演出力、電子書籍に対応したIT技術を身につけ、さまざまな立場からマンガを担っていきます。

マンガ業界のプロに実践的に学ぶ

現代のマンガ文化を支える人材を育てる実践的なプログラムを用意。現役の編集者・原作者・評論家である教員のもと、取材の仕方や編集の技術、ストーリーの組み立て方などを学びます。「取材演習」では、アニメーターやマンガ家など、いまいちばん会いたい人物にインタビュー。アポイントから企画書づくり、取材、撮影、原稿執筆までを行います。その原稿は編集してひとつの冊子に製本。編集者の仕事を実際に経験することができます。

マンガ文化を担う力を身につける

さまざまなテーマと手法が続々と生まれ、マンガ表現が変わりゆくいま、新しい時代のマンガ文化を担う人材が求められています。マンガを的確に読みとくための評論演習、ヒット作誕生の仕組みを分析するマーケティング論なども学び、プロデュース力を身につけます。また、新しいマーケットとして期待されるケータイマンガにも注目。ケータイコンテンツ配信会社との連携で次世代コミックの開発にも力を入れています。

「編集会議」で現場の空気を体感

マンガプロデュースコースは現場主義。編集実践の授業では、雑誌のコンセプトづくりから表紙デザインまで実際の編集会議さながらに、「売れる作品」を生み出すための考え方を学んでいきます。また、原作、作画、編集などを分担し、コミック誌をプロデュースする授業もあります。出版社や編集プロダクションでの研修、自作のマンガ批評誌を書店に並べて、読者の反応を調査する演習など、学外で技術を鍛える機会も多くあります。

INTERVIEW

在校生インタビュー

編集者とマンガ家、異なる視点があって物語は深まる。

学生作品
死を望んでいる女の子と、人を殺したい男の子が出会い、思いを通わせる物語「hands」。
子どものころからマンガを描いてきましたが、精華のマンガプロデュースコースに入って、“企画や原作の大切さ”を知りました。ネーム実習では、たとえば「水」「うそつき」「こわい話」といったように毎週テーマを与えられ、ひたすらお話を考えるんです。星新一のショートショートを脚本にするとか、ドラえもんのあらすじだけきかされて自分流に原作をつくる課題もありました。最初は全然思い浮かばなかったけれど、追い詰められて思いもかけない話が出てきたり、自分の体験を交えてうまく話が展開できたりすると、うれしいですね。2年次からは、マンガ家志望と編集や原作者志望のクラスに分かれ、協力して実際に作品を描いていきます。編集者役の人にプロットを読んでもらい、ネームのアドバイスを受け……。マンガ家と編集者、異なる2つの視点があって物語は深まっていく。私は今後もマンガ家をめざしますが、どんなかたちであれ、お話づくりはつづけていきたいですね。

青木佐記 3年生 大阪府立清水谷高等学校出身

施設・設備のご紹介

実習室

大きな窓から日差しが差し込む実習室。学生同士でコミュニケーションをとりながら、制作に励める。

ギャラリー・資料室

学生がいつでも利用できるギャラリー。作品づくりの参考になる資料が数多く揃う。

マンガプロデュースコース卒業後の進路

マンガに携わる仕事はもちろん、高度な企画力や発想力、物語構成力は、ほかの仕事でも強みとなる。つちかったプロデュース能力をさまざまな分野に活かしてほしい。

マンガづくりに
参加する編集者や原作者に

実践的な編集技術を備えたコミック編集者として、出版社や編集プロダクションで活躍できます。また、原作者としてヒット作の誕生をめざすことも。

小説、シナリオなどで
ストーリー構成力を活かす

ストーリーを構成するスキルを活かして、ライターやゲームプランナー、ライトノベル、シナリオ執筆など、さまざまな分野での活躍が期待されています。

さまざまなメディア、
コンテンツのプロデューサーに

すぐれたプロデュース能力は、マンガ以外の分野にも広く応用が可能。企画力や発想力を活かして、広告やイベント関連、Webや映像のプロデューサーなどになる道も。