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学部共通プログラム

3専攻の学びと並行して、すべての学生が「学部共通プログラム」に取り組みます。
1~4年次までに、徐々に自分と社会とのつながりを構築していくためのプログラムです。
専攻での専門的な学びを将来の進路や職業につなげるための実践的な手法を身につけます。

  • ことば演習
  • わたしたちの世界はさまざまな言葉に囲まれています。そのなかから自分について語る言葉をみつけ、他者と対話し理解し合うことを学ぶのが「ことば演習」です。
    1年次のこの授業では、少人数クラスで教員からのきめこまやかなサポートを受けながら、さまざまな実践を通じて、「読む」「書く」「話す」という身近な行為についてあらためて考えます。言葉によって自分のなかにある思いにかたちを与え、他者と対話する力を身につけることで、文献講読や議論といった2年次以降の学びの基礎をやしないます。

    ことば演習の流れ
    授業は「講義」→「実作・演習」→「合評」→「振り返り」によって構成され、毎週2コマ連続(90分×2コマ)で実施されます。
    ことば演習の流れ
  • 外国語学習
  • 異文化を理解するためには英語をはじめとする外国語の学習が必要不可欠です。人文学部の外国語学習で最も重視されることは、活きて働くコミュニケーション能力を身につけることです。対話を通じて異なる考え方や文化をもつ他者と関係を築くことは、他者を理解し、社会を理解することにつながります。外国語学習によって国際的な視野を身につけることで、2年次以降の3専攻での学びや3年次で実施するフィールド・プログラムでの学びがより充実したものになります。

    外国語学習の流れ
    外国語学習の流れ
  • ソーシャルデザイン・プログラム
  • 身近な暮らしの課題からグローバルな問題までを、ひとつのアイデアや、人と人とをつなぐことで解決していく。そんなソーシャルデザインの取り組みが今、注目を集めています。 「社会創造概論」「社会創造演習」「ICTメディア演習」の3つの科目から構成されるソーシャルデザイン・プログラムでは、さまざまな事例を知ることからはじめ、具体的な方法論やアイデアの発想法を学びます。また、少人数のグループに分かれて、身近な社会の課題を解決するグループワークにも挑戦。グループで協働することの楽しさを知るとともに、理論と実践を通して課題解決力を身につけます。自分で課題を発見し、自らのアイデアで解決する経験を通して、その行動が社会を変える大きな一歩となることを実感します。

    ソーシャルデザイン・プログラムの流れ
    ソーシャルデザイン・プログラムの流れ

     

    ●身近な問題から考えるソーシャルデザイン例

    好きな本と交換する本屋
    いらなくなった本を持ち寄り、好きな本と交換する本屋

    インターネットで手軽に本が買え、街の中心部に大型書店が次々と現れる今、「近所の小さな本屋」は失われつつあります。本を手に取る機会が少なくなったことに寂しさを感じた学生たちは、地域住民の協力を得て、空き家を利用した小さな本屋を立ち上げました。ただし本は売っていません。自分のいらなくなった本を持参すれば、そこにある好きな本と交換することができるのです。

    18歳の選挙権
    18歳の選挙権について、高校生と一緒に考える

    18歳の自分が選挙権をもつことを、どう考えればよいのか?国会で選挙権をもつ年齢を1 8歳以上に引き下げる法改正案が提出されたことを知り、学生は悩みます。ニュースでは「若者は未熟で選挙を理解していない」といった意見がある一方、「高齢有権者の比率が若年有権者の比率を大きく上回っているのは問題」という意見も。近隣の高校に出向き、これから18歳を迎える生徒と一緒に選挙について考える機会を提案しました。

    ご近所マップ
    意外と知らない近所の店を取材し、「ご近所マップ」を作成

    前は通るけれども一度も中に入ったことがない、というお店は意外と多いもの。また、看板をみてもどんな店なのかわからないこともしばしば。自分が暮らす街のことを知らないままではもったいないと感じた学生は街にどんな店があるのか調査し、店のPRや駐輪場の有無などのアクセス方法を記載したマップを作成しました。地域住民にも配布して、地元の魅力をみなおしてもらおうという取り組みです。

    捨てられるものをみなおすアイデア
    捨てられるモノをみなおすアイデアをみんなで教え合う

    ひとり暮らしをする学生にとって生活費の節約は欠かせないもの。自分が出すゴミの量の多さに気づいた学生は、自分がどれだけゴミを出しているのかを調べるようになりました。それをきっかけに、学生は捨てるものを減らす方法を研究し、さまざまなアイデアを考案。捨てられるものを活用したアート作品などを紹介しながら地域住民にも資源に対する理解を広げる交流の場をつくりました。

  • フィールド・プログラム
  • 3年次前期の1学期間、キャンパスを離れて学外で学ぶフィールド・プログラム。滞在先は各自の研究テーマに応じて選択可能。海外には経済成長の著しいアジア圏を中心に世界各地に拠点を設け、語学・文化研修を経て、現地企業やNPO・NGOでのインターンシップや独自調査に取り組みます。国内は京都や沖縄、北海道で地域の課題解決実習や調査研究を実施。国内外のフィールドにおいても、専攻の担当教員とプログラム担当教員がサポートを行います。現地の提携大学では、京都精華大学が独自に編成したカリキュラムを展開。慣れ親しんだキャンパスを離れ、長期間、異文化の土地に身をおくことで、多様な価値観と出会い、自分や自分を取り巻く社会を客観的にとらえる視点を獲得することにもつながります。
    それぞれの専攻での学びを通して考えてきた、人間や社会の本質は、“現場”に出てこそ、実感をもって理解できるもの。国内外のフィールドから、キャンパスに戻ったとき、大学での学びはより深く豊かなものになります。


  • フィールド・プログラムの流れ
    フィールド・プログラムの流れ

     
海 外 拠 点
靜宜大学 チェンマイ大学  フランス
  • □ 台湾/靜宜大学
  • □ 韓国/大邱大学
  • □ アメリカ/カリフォルニア大学
    デービス校
  • □ オーストラリア/モナシュ大学
  • □ ドイツ/ライプチヒ大学附属国際語学協会
  • □ タイ/チェンマイ大学
  • □ ベトナム/ベトナム国家大学
    ホーチミン市人文社会科学大学
  • □ アメリカ/ニューヨーク市立大学
  • □ ニュージーランド/オークランド工科大学
  • □ スペイン/グラナダ大学
  • □ フランス/西カトリック大学
  • □ インドネシア/マラナタ基督教大学
  • □ カナダ/
  • ブリティッシュコロンビア大学
  • □ フランス/パリ大学

●体験学習型

現地企業やNPO・NGO法人の活動に参加し、以下のようなプログラムに取り組みます。
□ユネスコの活動のサポートとして、世界遺産保護の啓発やワークキャンプを行う。
□健康問題を解決するため、自然農園や有機野菜づくりや子どもへの環境教育をサポートする。
□女性の経済的自立を支える団体の活動に参加し、パソコン教育や健康と衛生に関する教育をサポートする。


●フィールドワーク型

各学生のテーマに沿って、現地で以下のような調査・研究を行います。
□近世史を学ぶ学生がフランスへ
街のいたるところに教会があるヨーロッパ圏。日本の神社と比較し、人びとにとって宗教がどんな役割をもつかを研究します。
□社会思想を学ぶ学生がベトナムへ
社会主義が現代のベトナムにどのように根付いているのか、現地で調査を行います。観光で訪れるとあまり意識することのない、人びとの「思想」を考えます。


国 内 拠 点
京都 沖縄大学 札幌大学

□ 京都/京都精華大学

□沖縄/沖縄大学

□ 北海道/札幌大学

●体験学習型

拠点大学で以下のようなプログラムに取り組みます。
□京都市内に今も残る町家を保全する団体に参加し、新たな活用方法をともに考える。
□沖縄の環境保護活動に参加し、自然を守りながら自然の魅力を体験するエコツアーを企画する。
□北海道で、アイヌ民族を支援する市民団体に参加。文化や歴史にふれ、アイヌ民族との共生について研究する。


●フィールドワーク型

各学生のテーマに沿って、現地で以下のような調査・研究を行います。
□文化の変遷を学ぶ学生が北海道へ
1889年に奈良県十津川村を襲った水害により、北海道へ数千人が移住。人の移動とともにもち込まれた文化とその変容を調べます。
□日本史を学ぶ学生が沖縄へ
かつては、日本と切り離されていた琉球(沖縄)。琉球固有の文化を調査し、かつての日本を客観的に知ることで、日本人の国民性や独自の思想を新たな視点から発見することができます。


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