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学部長メッセージ

ウスビ・サコ学部長

これまでにない新しい方法で、文学、歴史、社会を学ぶ人文学部。 専門性を深めながら、社会で活かす実践力を身につけるカリキュラムや、異文化の地に 長期滞在するフィールド・プログラムを通じて、人文学部がめざす人材育成とは何か。 ウスビ・サコ人文学部長にききました。

専門性と広い視野、実践力を身につける

人文学部の大きな目標は、「人間とは何か」「社会とは何か」を探求し、社会をより良い方向へとリードできる力を身につけること。この目標をかなえるために、新たなカリキュラムでは専門性と実践力を並行して高めていきます。専門性を高めるのは、文学、歴史、社会の3つの専攻。それぞれの分野だけを集中的に学ぶのではなく、たとえば文学をより深く知るために関係する歴史も学ぶなど、専攻を超えて横断的に学べる「展開科目」を設けています。そして、実践力を高めるのは、全学生が取り組む2年次の「ソーシャルデザイン・プログラム」や、3年次の「フィールド・プログラム」。このように、専攻別と学部共通のプログラムを相互に行き来して、自分や他者、そして社会を深く理解することができるのが、他大学にはない本学の人文学部ならではの魅力です。

異文化の社会に身をおくことで新しい視点を獲得する

より良い社会を考えるためには、自分や自国など身の回りについて深く知ることが必要ですが、次に大切なのが実際に異文化の社会に身をおくこと。身近な問題も、世界で起きている問題もすべて他人事ではなく、自分ごとであるということは、座学ではなく現地に足を運ぶことで実感することができるものです。そのため、3年次の1学期間は国内外の地に滞在する「フィールド・プログラム」を必修としています。これまでも短期間の滞在プログラムを実施してきましたが、現地へ行く前と帰って来てからでは学生たちの意識が大きく変わるのがみて取れます。見知らぬ土地で文化や言語の違いを体感することで、自分のなかの常識や価値観が変わっていくのを体感することができるのです。

フィールド・プログラム

自分と世界に向き合い、真のグローバル人材をめざす

専門性を高めることを重視している大学は数多くあると思います。しかし、わたしたちは知識を深めると同時に、心豊かな人間として成長してほしいと考えています。自分とその周囲の狭い範囲でしか物事をとらえられなかった人も、自分と向き合う体験を積み重ねることで、他者や社会と向き合えるようになります。1年次からはじまる外国語学習も、単に語学を知識として学ぶだけではなく、外国語を知ることで母国語も再認識できるようになることを狙いとしています。そうすると、フィールド・プログラムで海外へ行ったときにも、広い視野をもって研究を深めることができるのです。まず、自分の文化と向き合ってこそ、真のグローバル人材といえるでしょう。
めまぐるしく変化を続ける世界のなかで、他者とともに生きる幸福を創造する力が求められています。 自分と世界に向き合い、より良い社会へ変えていきたいと考えている人には、ぜひ精華の人文学部で一緒に学んでほしいと思います。

人文学部 学部長

ウスビ・サコ

アフリカ・マリ共和国出身。中国・北京語言大学、南京東南大学を経て、来日。京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。専門は居住空間や建築計画など。2 0年以上、京都在住。著書に『知のリテラシー・文化』。

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