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谷川 渥

TANIGAWA Atsushi

芸術学部
専門分野
美学 / 芸術学

経歴・業績

美学者。1972年、東京大学文学部美学芸術学科卒業。78年、東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学専攻博士課程単位取得満期退学。2009年、大阪大学大学院文学研究科にて著書『シュルレアリスムのアメリカ』で文学博士の学位を授与される。マニエリスム・バロックからモダニズム・現代美術にいたる広範な領域を視野に収め、美学原理論、芸術時間論、廃墟論、だまし絵論、シュルレアリスム論、そして「芸術の皮膚論」など、独自の視点による美学的地平の開拓に努め、多方面にわたる批評活動を展開。12年には、公益財団法人稲盛財団「第28回京都賞」思想・芸術部門専門委員を務める。著書に『形象と時間』『美学の逆説』『芸術をめぐる言葉』『鏡と皮膚』『図説だまし絵』『廃墟の美学』『肉体の迷宮』『書物のエロティックス』『幻想の花園』など多数。

メッセージ

芸術学は形についての学、美学は形と形ならざるものとの関係を問う学というのが私の基本的立場です。芸術制作はなによりも形を創りだす営みですが、そこには形ならざるものとの微妙にして複雑な関わりが不可避的に存在するはずです。そうした関係性の問題をあたうかぎり意識し理論的に考察する努力が必要でしょう。感性と知性は背反するものではありません。知に支えられた鋭い感性こそが優れた形を生み出すことができると思います。授業では美学に関するさまざまな問題を採り上げていくつもりです。

作品・著書・研究活動など

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