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小椋 純一

OGURA Junichi

人文学部 総合人文学科
大学院 人文学研究科
専門分野
植生景観史

経歴・業績

岡山県生まれ。京都大学農学部卒業(農学博士)。京都芸術短期大学を経て1984年より京都精華大学教員。著書に「人と景観の歴史」(雄山閣出版)、「植生からよむ日本人のくらし」(雄山閣出版)、「森と草原の歴史」(古今書院)。共著書、論文など多数。

メッセージ

日本は、山地部を中心に国土の約7割が森林で覆われているため、「森の国」と呼ばれることがあります。そして、その森林は、昔は今よりも豊かで、もっと広く見られたと思われることが多いようです。 しかし、文献や絵図類や古写真、また地中に残る微粒炭の分析など、さまざまな資料や方法をもとに過去の森林などの植生について調べてみると、昔は今よりも森林が少なく、その一方で、今ではあまり見られない草原が多かったこと、あるいは、京都周辺などでは草木のないハゲ山も珍しくなかったことなどが、しだいにわかってきました。 とはいえ、まだわからないことも多いのですが、これまでの研究から、各時代の植生景観は人々のくらしや社会を大きく反映したものであったと思われます。森林などの植生の歴史については、歴史学や考古学などでは、これまであまり重視されてきませんでしたが、それをしっかり明らかにすることにより、新しい歴史の見方、歴史観が生まれるのではないかと思っているところです。

作品・著書・研究活動など

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