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木村 雅彦

KIMURA Masahiko

デザイン学部 プロダクトデザイン学科
専門分野
タイポグラフィ / グラフィックデザイン / ブランディング

経歴・業績

1966年大阪生まれ。京都精華大学美術学部デザイン学科卒業、主にタイポグラフィを中核とした、企業や自治体のブランド・コミュニケーションやサイン・システムのデザイン、商品開発に携わる傍らで、タイポグラフィを中心とした研究、教育を行う。株式会社GKグラフィックス 取締役、GKデザイングループ ブランド推進統括。台灣中原大學文創中心顧問。朗文堂新宿私塾講師。タイポグラフィ学会副会長。宇都宮美術館 平成27年度館外プロジェクト「宮の注染を拓く」アートディレクター。

■内外の企業・行政・教育機関等における講師・講演
味の素株式会社広告宣伝部、株式会社東芝デザインセンター、ソニー株式会社デザイン部、ポーラ化成工業株式会社デザイン部、株式会社資生堂広告デザイン部、セイコーウオッチ株式会社、株式会社日立製作所デザイン部、日本パッケージデザイン協会、台湾インテリアデザイン協会、世田谷美術館、宇都宮美術館、飛騨市役所、台北市政府・Would Design Capital Taipei 2016、Design Contents Festa Conference and Exhibition 2014 Seoul, Korea、サンクトペテルブルグ工科大学、中国西安西北大学、台灣中原大學、台南應用技術大學、多摩美術大学、早稲田大学など。

■主な研究テーマ
ローマン体の成立、コミュニケーション・デザインにおける書体選択と制御、タイポグラフィを中核としたデザイン教育。

■主な著書
「欧文縦組」文字百景、「朱色と活字」文字百景、「トラヤヌス帝の碑文がかたる」、「欧文書体百花全書」共著、「書物のなかの宝石箱」共著、「文字講座」共著、「組織の声の形成」アイデア誌など。

■主な受賞
NewYork TDC賞、JPDA金賞、SDA優秀賞、グッドデザイン賞、ブルネル賞など。

メッセージ

現在のデザイナーにとって必要な力は、「文脈の形成力」と「圧倒的な造形力」だと考えています。「文脈の形成力」とは、ある状況の中から問題点や課題を発見し、どのようなものをつくるべきかをことばによって構築して伝える力のことです。それはデザインという社会的な行為において、誰もが理解できることばで共有し合うことが必要だからです。(そして造形者も自分がつくるべきものを客観的にとらえることで個人の好みだけに偏らない解決を行うことができます。)「圧倒的な造形力」とは、一般的な造形力だけでは、誰もが容易に造形行為を行える時代においては強い説得力に繋がらないからです。もちろん「造形力」だけでも「文脈」づくりだけでも、よいデザインは生まれません。最低限この両方がうまくかみ合う必要があるのです。とくにタイポグラフィという、ことばや文字そのものを扱う領域では、この両方の力を十分に発揮させる必要があります。言い換えれば最もそれらの力を養うことのできる分野だといえます。私はタイポグラフィを通じて、すべてのデザインの基礎となるこの二つの力と、様々な領域での応用の可能性について、みなさんと一緒に考え実践したいと思っています。

作品・著書・研究活動など

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