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加美 甲多

KAMI Kota

人文学部 総合人文学科 文学専攻
専門分野
日本の中世文学

経歴・業績

兵庫県神戸市生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程国文学専攻修了。博士(国文学)。著書に『無住 研究と資料』(共著、2011年)、『論集 中世・近世説話と説話集』(共著、14年)、『日本文学とその周辺』(共著、14年)、『説話の中の僧たち』(共著、16年)など、論文に「『沙石集』の笑い」(『説話・伝承学』第17号、09年3月)、「『沙石集』における譬喩経典受容の在り方」(『仏教文学』第35号、11年3月)などがある。

メッセージ

日本の中世(鎌倉時代や室町時代)は極めて混沌とした、カオスに満ちた時代でした。みなさんの頭の中には武士だけが活躍していた時代というイメージがあるかもしれません。しかし武士以外にも僧や貴族、さらには様々な職業の人々が自由に活動していたことが中世文学には描かれています。そして古典文学を理解すること=古い文を読むこととは限りません。まるで漫画のような絵巻物を見ることも琵琶や篳篥(ひちりき)などの楽器の音色を聴くことも狂言を観ることも古典文学です。また中世の人々が好んだ食べ物を実際に食べてみることやお香を香ることさえも古典文学と言えます。文字が読める人が決して多くはなかった中世という時代は、むしろ書物を読むという行為だけでは理解できないこともあるのです。混沌とした時代だからこそ、様々な人々が主人公となり、様々な手段や表現方法によって生み出された中世文学のエネルギーは計り知れません。みなさんもぜひ中世文学独特のエネルギーを体感してみてください!

作品・著書・研究活動など

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