プロダクトとは、自動車や家電、携帯電話などの工業製品のこと。それらを使いやすく、時代に合わせたカタチにデザインするのがプロダクトデザインです。機械の操作をわかりやすくして情報と人をつなぐ、人びとが求める機能や製品を提案する、といったコミュニケーションの要素が重要。デザインを通して、新しい生活や価値観を創造していきます。
家電や携帯電話などの身近な製品から、自動車や医療機器まで。暮らしのなかでふれるすべてのモノにデザインがあり、人びとの生活を創造しています。このコースでは、プロダクト=工業製品のデザインを通して、新しいインダストリアルデザインを提案し、人間と社会の新しいつながりをつくります。単に「カッコよさ」を求めるのではなく、使う人・使う環境に配慮したデザインの思想を学びます。
プロダクトデザインの現場では、実際に製品をカタチにするだけでなく、プロデュースや商品企画を含めた総合的な力が重視されます。また、情報端末の操作性を高めるインタラクティブデザインには、ソフト面の発想が必要です。その基礎となるのが、人びとの生活や意識の変化を的確につかむマーケティングやトレンドの考え方。このコースでは、そうしたリサーチやコンセプト構築の力も育てます。
京都は歴史と伝統の都であると同時に、学術都市でもあり、新しい産業や技術を切りひらいた先端企業が数多くあります。また、環境に配慮した都市としても国際的に有名です。そんな地域性を活かし、地元企業や行政機関とのコラボレーションを積極的に進めます。電子機器や産業機械のメーカーと共同で行う商品デザイン、公園や公共施設の環境デザインなどを通して、“京都デザイン”を確立します。
新領域プロダクトセンターは、卒業生の優秀作品に囲まれたゼミの講義スペース。ミーティングルームとしても利用します。
アイデアを形にするモデリング室。広々としたスペースが自慢。
先端加工室には3次元切削マシンを完備。専用コンピューターと3DCADで専門的なオペレートを行います。
プロダクトをはじめ、エディトリアルやパッケージ、地域環境デザインなど活躍の舞台は広い。企業の商品企画室や制作会社で能力を活かす道も。
家電製品や携帯電話、自動車や自転車、AV・情報機器などをデザインする仕事。医療・福祉機器やロボットといった、専門的な現場で活躍する機械を手がけることもできます。
携帯電話やパソコンのディスプレイ、銀行ATMの操作画面など、機械と人をつなぐ「情報」のデザイン。公園の案内板やストリートファニチャーなど、「空間」に関わる仕事も。
トレンドやマーケティングの調査を行い、人びとが求めている製品を企画・提案する仕事。製品のコンセプト立案、ブランドプロデュースなどソフト面からデザインをつくります。