国際文化学部 人文学科 よくある質問 FAQ -humanities-

国際文化学部人文学科によくいただく質問に、学科の教員が回答しました。「興味はあるけれど、何から調べればよいかわからない」「先生に聞きたいことがある」など、まだ迷っている人から、志望コースが決まっている人までおすすめの内容です。
※このページの内容は「オンライン学科別説明会」での質問と回答をもとに作成しています。

国際文化学部 人文学科に寄せられた質問

  • 人文学科の他大学との違いはなんですか?
    「主体的に、現場に出て学ぶ」方法を重視する点が特長です。京都という地の利を充分に活用し、フィールドワーク(現地調査)に取り組むことができます。また、デザインやマンガなど、芸術系の学部で制作に取り組む学生と一緒に学ぶ授業もあり、新しい刺激を得られる機会も多くあります。
  • 文学専攻を選んだとしても、他の専攻で学びたいと思ったことは学べますか?
    学べます。学科共通の選択科目がたくさんあり、他の専攻の授業も履修することができます。
  • 将来はどのような仕事につけますか?
    「人文学科卒業=この仕事」といった決まりはありません。編集・企画、営業、サービス、事務、福祉など多様な仕事をしている卒業生がいます。教員免許や図書館司書、博物館学芸員の資格をとることもできます。
    大学全体でも、個別面談でみなさんの希望に応じたサポートをしたり、企業説明会や業界研究の講座を開催したりと、就職にむけた様々なサポートを行なっています。
  • ジェンダーに関心があるのですが、どれくらい学ぶことが出来ますか?
    社会専攻がおすすめです。ジェンダーやマイノリティについての研究や活動を行う教員がいますので、ゼミや卒業論文のテーマとして、集中して取り組むことが可能です。また、他の専攻を選んだとしても、ジェンダーの観点から文学や歴史などの研究を行うことができます。
  • 文学専攻ではどのような授業がありますか?
    日本の文学を基盤として、「批評理論」、「口承文化論」、「漢文学」や「日本語学」など様々な科目があります。また、海外の視点を取り入れるために、海外の文学なども学びます。
  • 日本文化専攻では他の専攻にない特徴的な授業はありますか?
    京都をフィールドに、「観光学総論」や「民芸論」といった授業があります。また、「アイヌ文化論」や「南島文化論」などの周縁的な位置にある文化の問題を考えるのも、本専攻の特徴です。
  • 新型コロナウイルス感染症で世の中がどう変わっていくか不安です。これから先の社会はどうなると思いますか?何かやっておいた方がいいことはありますか?
    たとえば、歴史専攻の観点から考えてみましょう。「歴史家は後ろ向きの予言者」という言葉があります。「過去を参考にして、未来を考えることができる」という意味です。歴史を振り返って、新型コロナウイルス感染症の動向を予測することはできません。しかし、感染症そのものは過去にも多数起こってきました。これまでの歴史を繙(ひもと)けば、「これだけはやってはいけない」ことを知り、未来につなげることができます。
  • 人文学科は国際文化学部にありますが、海外に興味がなくても大丈夫でしょうか?
    大丈夫です。人文学科では、日本の文化が学びの中心となります。ただ、今後は日本に住んでいても、仕事や働きに来た海外の人と交流を持つ可能性がますます高くなっていきます。自分の国の文化を語れることは、海外など異なる文化をもつ人とのコミュニケーションをとる時にも、非常に生きてきます。京都で歴史や文化を学ぶ経験は、今後みなさんがどんな場所で、どんな人生を歩むとしても力になると考えています。
  • 大学に行きたいとは思っていますが、色々なことに興味があってひとつに絞れません。専攻は1年生のときに決めなくてよいと聞きましたが、どのように決めればよいのでしょうか?
    大学に入ってから、自分の本当の興味に気づくことも多々あります。いま決まっていなくても、もちろん大丈夫です。迷うことがあれば、遠慮なく教員に相談してください。複数の教員の意見を聞いてみるのもおすすめです。
  • 人文学科ではどのような資格が取れますか?また、4年間で取得できますか?
    取得できる資格は下記のページをご覧ください。また、どの資格も4年間で取得することを想定しています。
  • いま、大学で何を選べばよいか、進路に悩んでいます。先生たちの専門分野で、おもしろいと思うことはなんですか?学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
    わたしは工芸を専門にしています。おもしろいと思うことは、伝統産業がいまの社会と結びつき、かたちを変えて発展していく事例や、職人の方々が使われる道具の多様さですね。きっかけは、京都の織物産業を支える職人さんとの出会いでした。京都の伝統産業には驚きと発見がたくさんあり、興味が尽きません。実はわたしは京都精華大学の卒業生で、当時は違う分野を学んでいましたが、大学時代に自分を支える思考の軸ができたと思っています。これからの4年間で、学生のみなさんの発見を支えられたら嬉しいです。(日本文化専攻 米原)

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