【好きなことと仕事は両立できるのか?】

デザイン学部連続レクチャーシリーズ「デザインの可能性」という講演会に行ってきました!
毎回、様々な分野で活動されている方にお話をしていただきます。

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今回のゲストは新聞記者の岡本早苗さんと行司千絵さんです。

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お二人は新聞記者をしつつ岡本さんは子育て、行司さんは服作りをされています。
どちらかを選ぶのではなく「好き」と「仕事」の同時進行の生き方についてお話されていました。

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岡本さんは3人のお子さんを育てながら仕事をされています。
「仕事と育児を両立するには働く時間を調節することが大切です。」
岡本さんは短時間勤務を行われており、通常より1時間勤務時間を減らして働かれています。
この制度は会社によって条件などは違いますが、いろいろな会社で子育てをされる方に向けて実施されているそうです。
「家事育児は夫と分担して行なっています。大変な時は親や兄弟を頼ったり、地域のファミリーサポートなども利用しています。
一人で抱え込まないように、しんどくなったら助けて欲しいと声に出すようにしています。」

育児のことなどは特に一人で抱え込んでしまいがちな方は多いと思います。
抱え込まないことが両立のための基本なのですね。
また、「一番のヒーリングミュージックはお子さんの寝息で、一番好きな匂いは子供の頭の匂いです。
日向に干した布団の匂いがするんです。」とおっしゃていました。

こういった「好き」の癒しがあるからこそ、頑張ろう!と思えるのではないでしょうか。

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行司さんは仕事の他に服作りをされています。
「元々は趣味で始めたのですが、取材で自分で作った服を着ていくと「それどこで買ったの?」と聞かれることが多くなり、
受注という形で作るようになりました。服は作りながら考えます。料理で例えるとちょっと味気ないなと思ったら塩を入れたりする感じです。
なので同じものは作れないです。コンペなどに出す訳ではないので好きに作ります。」

行司さんが作られる服はとても個性的です。表と裏で編み方が違ったりするそうですが、
楽しく作るということをモットーとされているので楽しさが「好き」を続ける秘訣なんですね。
服はその人のイメージから作られるそうで、完成まで見せないそうです。

平日は頭の中でどんな形にしようか?あの布を使おうか?など構想を練って、土日に制作されています。
また「材料を見ている時・見つけた時、頭の中でシュミレーションをしている時、服を縫っている時全部が好きです。」と仰っていました。
本当に好きなんだなということが伝わってきました。

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また、仕事について「新聞記者は通訳や伝書鳩だと思っています。
できるだけ要素を変えず、その人のニュアンスを伝えれるようにしていて、
関西弁で話す人は関西弁で書くというような。凝縮した固形スープのようにお届けするようにしています。」と仰っていました。

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今回のゲストの方を招いた志萱先生は
「好きなことと仕事どちらかを選ぶのではなく新しい生き方としてお二人のように両立という新しい選択、
生き方のデザインってこうゆうデザインもあるんだなと感じて欲しい」
とコメントされていました。

日々の出来事

Posted on 2017.06.21 by seika design course