【学生紹介】プロダクトコミュニケーションコース3回生 奥村颯太くん

今回はイタリアで行われたミラノサローネに出展した、
プロダクトコミュニケーションコース3回生奥村颯太くんにお話を伺いました!
(ミラノサローネとは年に1度イタリアのミラノで行われる世界最大級の家具見本市です。)
その作品についてなどのお話を伺いました!

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ーよろしくお願いします!ミラノサローネにはどういった作品を出展されたのですか?

新しい桶スツールとして「UTSUROI」を製作しました。
タイトルの通り、昔から日本人は「うつろい」を大切にすることをテーマにしています。

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これを作るにあたり、桶屋さんを訪ねました。
スツール自体は桶屋さんの中では結構作られていたのですが一度その工程を見せてもらった時、
口の部分を楕円にしたり尖らせたりする場合はあっても、側面に手を加えることがないことに気づきました。
そこでシェル構造を組み込むことで耐久性が保たれるのではないかと思い
側面にインカーブをつけました。(インカーブは反っている部分のことです!)

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こちらは「たが」といって、桶を締めて固定するもの。締める強さや角度は職人さんの直感で決まります。
僕は職人さんの技術をアピールするのに一番いいと思い、これを組み込みました。
桶の形や用途が変わっても、職人さんの技法や美意識は大切にしたいと思います。

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インカーブになるだけで使う場所が増えるということと、
こういった構造ができるという新しい提案です。
自分自身にとっても新たなきっかけにつながるものができたと思いました。
これを製作する上で、精華卒業の桶職人さんに一番お世話になりました。

 

ー出展に至るまで自身の中でデザインについて様々なことを思っていたそうです。

僕はプロダクトデザインをきっかけに人生が変わりました。
何かのきっかけになるモノであり、それだけ何かに影響を与える力があることを知りました。
僕も何かのきっかけになるモノを作れるようになりたいと思っています。
大学2年生の夏にそれまで色々なことがなかなかうまくいかず、
色々悩んでいました。けれど先輩と喋ったり、先生と話すことで自分の中で整理ができました。
そしてもっとデザインが好きになりました。

 

ー悩んでも好きということは本当に好きなんですね。
それでは、今後やって見たいことは?

もっとデザインや語学を学ぼうと思います。

 

ーなるほど、語学も大切ですね・・!最後に一言お願いします!

この学校に来て良かったです。
これからも色々な人にお世話になります。

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紫のカバは仲良しの先輩からサインを書いてもらったものだそうで、大切なものとのこと。
奥村くん、ありがとうございました!これからも頑張ってください!

在学生

Posted on 2017.05.23 by seika design course