【卒展・グラフィックデザインコースの先輩に直撃取材!in 京都市美術館】〜研究生特別企画〜

 

こんにちは~!

私、デザイン学部WEB編集部研究生の青山です。

普段デザイン学部の授業にお邪魔して体験レポを書かせていただいている私ですが今回は「特別企画」ということで…

卒業制作展の展示が行われた京都市美術館へ、作品の制作者であるデザイン学部の先輩たちに直撃インタビューして参りました!

1枚目

 

〜〜〜〜〜前回のあらすじ。

2コースの展示が行われているビジュアルデザイン学科の展示会場へやって参りました私はデジタルクリエイションコースの展示へ!

◯✖️クイズに答えることで、うどんの廃棄の重さを体感出来るゲームを制作された「杉本愛奈」さんをお尋ねしました!

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杉本さんインタビューについてはこちら

 

そんなうどん屋さんとサヨナラをした後、展示会場を見学していると、

ダンボール!

何故か落ちている(?)ダンボール。中は一体何でしょうか?覗いてみると…

なんか展示

ん?何か展示されているようです!ダンボールは演出だったんですね。

カラフルジュース

近づいて見てみると、そそぎ口の部分にこっそりと動物の顔が!

そそぎ口を開けるのが楽しくなる「かくれんぼフレンズ」。

お化け

こちらの中身はなんと、脳みそを形どったアイスクリーム…!

「i scream monsters」というお化けのパッケージ。

うさぎ

「りんごうさぎ飴」という、りんごの皮の切り方を利用して生まれたうさぎなんかもあります…!

 

もしやここはパッケージ専門店?

可愛らしいだけでなく、1つ1つに工夫が凝らされていてワクワクしますね!

こちらが作品の生みの親「森下侑未」さん。

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ビジュアルデザイン学科グラフィックデザインコース4回生

おもしろアイデアが効いた食べ物のパッケージデザインを制作したのだとか。

作品タイトルは「YUBI’s  PACKTORY」。

 

気になる質問へ!

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青山:森下さんはどういう想いでどういうものを作られたのですか?

森下さん:平面だけのグラフィックデザインだけでなく立体のデザインの要素も含んでいて、表現の幅が広い「パッケージ」というものには元々興味があったんです。

そしてこれまでの作品制作で、アイデアを効かせたデザインや、見た人が楽しくなるようなものを作るのが得意だったので、今回そういった「パッケージ」という媒体が一番自分の表現に落とし込み易いかなと思いました。

青山:確かにどのパッケージもみんな遊び心のあるデザインです…!

森下さん:開ける時に仕組みがあったり、ワンアクション加えられていたり、ありそうでなかったような面白いパッケージを制作してみました!

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青山:制作中、大変だったことは何ですか?

森下さん:質感をリアルにしないとパッケージに見えないので、質感の表現を追求したことと、パッケージの展開図を描くことは今回が初の試みだったので「どういうパッケージがあるのか」「自分の考えたパッケージをどうすれば組み立てられるのか?」などいろいろ調べたり考えたりしながら失敗を繰り返したことです。

青山:何かを参考に制作されましたか?森下さんの「かくれんぼフレンズ」という作品ですと、紙パックなどの展開図を参考にされたのでしょうか?

森下さん:紙パックなどの紙は工場で一度プレスしてあるので、自作で作る方法とはまた微妙に違ってくるんです。自分で厚紙で作ろうとするとどうしてもズレが生じてしまって…

青山:市販のものは参考になり辛いんですね…!

森下さん:そうなんです。なので組み立てて紙パックになるように工夫しながらオリジナルで制作したり、ギフト用パッケージの展開図を探してそれを参考にしたりと様々でした!

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青山:ではこの4年間どうでしたか?今思うことを率直にお願いします!

森下さん:グラフィックデザインコースに入学した当初は、ポスターや広告などの平面的な表現のみ学ぶんだと思っていたのですが、カメラの授業や3DCGの授業などもあり、思った以上に様々な表現方法を学ぶことが出来ました!

青山:ふむふむ。いろんな分野を学ぶことで、平面に囚われない考え方が生まれそうですね!

森下さん:はい。そうやっていろいろ手を出していく内に得意なこと・苦手なことがはっきりしてきて、どの分野だと自分が表現し易いかが4年目にしてやっとわかったという感じです!

青山:ということはこれからも「パッケージの道」を…?

森下さん:そうですね!「形」と「グラフィックの要素」を合わせたユニークなパッケージを制作していきたいと思っています!

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青山:これから卒業制作を控える学生に向けてアドバイスください!

森下さん:制作期間も時間もたっぷりとある分、やりたいことがいろいろ思い浮かんだりすると思います。4年間の集大成だと思うと妥協出来ないことや、普段の課題制作よりも追求することが沢山あって、とても長い道のりになります。それでも妥協せず、表現を追求していくことは自分の為になると思うので、どうか最後までくじけないでください!

青山:くじけそうになった時は先生に相談することも大切ですか?

森下さん:先生には相談して意見を貰うことをおすすめします。先生たちはデザインのプロですからね。もしくは一度、同級生などに自分の作品を見て貰うことも良いと思います。どうしても自分一人だけでは作品を客観的に見れないと思うので、周りにいる「デザインを勉強している人の力」を借りるのはとても大事なことだと思いますよ。

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以上でインタビュー終了!

森下さん、貴重なお話どうもありがとうございました。

 

「追求し続けること。」

妥協することは簡単でも、これはなかなか出来るものではありません。

しかし逆に言えば、胸を張れる作品作りにはこれが欠かせないのかもしれません。

森下さんのお話を聞いて、青山も妥協する自分を自分で止められるようになりたいと思いました。

 

《おまけ》

森下さんのアイデアブックを少し拝見!

アイデアブック

実際にパッケージにした作品のラフスケッチが描かれているそうです。

では、先ほどのパッケージ作品と見比べてみましょう!

「かくれんぼフレンズ」

かくれんぼフレンズ

「i scream monsters」

アイスクリームモンスター

「りんごうさぎ飴」

りんごうさぎ飴

おおお。ラフの時点でここまで細かく設計されているとは驚きました。

丁寧なタッチと鮮やかな色使いがどれもとても可愛らしいイラストですね…!

森下さんのパッケージ作品をもっと見てみたい方、さあコチラ。

 

引き続きグラフィックデザインコースの展示会場を見学していると、色鮮やかで大きな作品が目に留まり、釘付けになる青山なのでした…

 

 

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〜〜〜次回に続く。

 

 

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Posted on 2017.03.27 by seika design course