【卒展・プロダクトコミュニケーションコースの先輩に直撃取材!in 京都市美術館】〜研究生特別企画〜

 

こんにちは~!

私、デザイン学部WEB編集部研究生の青山です。

普段デザイン学部の授業にお邪魔して体験レポを書かせていただいている私ですが今回は「特別企画」ということで…

卒業制作展の展示が行われた京都市美術館へ、作品の制作者であるデザイン学部の先輩たちに直撃インタビューして参りました!

1枚目

 

〜〜〜〜〜前回のあらすじ。

2コースの展示が行われているプロダクトデザイン学科の展示会場へやって参りました私はまずライフクリエイションコースの展示へ!

自分だけの特別な時間という点に注目し、一般の人にもあまり抵抗を感じさせないプレジャーグッズを制作したという「丈六有希」さんをお尋ねしました!

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丈六さんインタビューについてはこちら↓

 

丈六さんの取材後、次はもう1つのコースの展示を見にいってみようと思いました。

プロダクト会場2

という訳で、再びプロダクトデザイン学科の展示会場へお邪魔しています!

今回はプロダクトコミュニケーションコースの展示。

 

いろんな作品を見ていると、不思議な素材の欠片が並べられているのを発見!

なんだろう

これは一体なんでしょう…?

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正解は、このシューズに使用されている素材サンプルでした!

シューズのパーツ部分によって素材の使い分けがされているようです!

 

素材にこだわった特殊なシューズなのでしょうか?

こちらが作品の生みの親「藤田悠貴」さん。

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プロダクトデザイン学科プロダクトコミュニケーションコース4回生

「早く乾く」を追求したウォーターシューズを制作したとのこと。

作品タイトルは「DRYNESS」。

 

では早速質問へ!

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青山:藤田さんはどういう想いでどういうものを作られたのですか?

藤田さん:釣りが趣味で普段から釣りに行く時はサンダルを履いていたんですが、一回濡れてしまうとなかなか渇きにくく、ひっくり返して乾かそうとすると、靴が転がってしまったりと乾かすのさえも困難で…。川遊びなどをする時に早く乾いて、気持ちよく履ける靴があればいいなと思い、学校の3Dプリンターを使ってウォーターシューズを制作しました。

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青山:シューズが早く乾く工夫は何ですか?

藤田さん:渇きやすさを実現する為に、シューズを分解して直接乾かせたらなと思い、パーツをバラバラに分けられるようにしました!

青山:解体できるんですか!?

解体

藤田さん:そうなんです。まずフロントのピンを外してもらい、側面のピンを順に取って行くと、継ぎ目の部分や靴の甲の部分が次々にバラけてきて合計6つのパーツに分けることが出来るんです。靴が解体出来る分、靴底は少し硬いモノ、側面は柔らかいモノといろいろ素材の使い分けをしながら出力しました。

青山:パーツごとに質感が違うんですね。

藤田さん:はい!あと、靴底部分が縦軸と横軸が交互に重なった網目状の構造になっていて、これも早く乾く工夫の1つです。隙間が均一に空いているので、水が抜けていくだけではなくて、均等に乾いていくんです。

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青山:制作中、大変だったことは何ですか?

藤田さん:うちのコースでは3Dプリンターの授業があって、そこでは硬い樹脂の出力を学んだのですが、柔らかい樹脂の出力をこれまでしたことがなくて。

しかし靴を作る専用のフィラメント(熱で溶かす樹脂素材)が発売されたと知って、これを使用する為に学校の3Dプリンターのノズル部分を付け替え、なんとか柔らかい素材の出力が出来たんです。

青山:ふむふむ、柔らかい素材の出力したのは藤田さんだけで、初めての試みだったんですね。

藤田さん:そうですね!

藤田さんくらい

 

青山:ではこの4年間どうでしたか?今思うことを率直にお願いします!

藤田さん:自分が制作したものを実際に使って貰えたことが一番嬉しかったですし、すごく楽しかった4年間でした!

入学前、文房具用品が好きで作りたいなって思ったことをきっかけにプロダクトコミュニケーションコースに入学したんです。入学するとプロダクトに熱を注ぐ人が沢山居て、そういった人たちの中で揉まれて影響を受けたりしながら今に至るという感じです。

青山:4年間を通して、自分が熱を注ぐ部分も少しずつ変化するのでしょうか?

藤田さん:そうですね。なので卒業制作では自分の制作したかったウォーターシューズを制作したのですが、何か製品のデザインが出来たら良いなあと思い、卒業後は家具メーカーの会社に入って家具のデザインをしていきます!

青山:そうなんですか!新たなフィールドで挑戦ですね…!

 

青山:最後に、これから卒業制作を控える学生に向けてアドバイスください!

藤田さん:卒業制作は1年間かけてやるので制作の時間配分が難しく感じると思います。なので出来れば4年生までに作りたいモノを決めておけばその先、スムーズに制作が進むと思いますよ。

青山:ギクッ…もう既に考え始めていても遅くないということですね?

藤田さん:はい。僕も昨年、何を制作しようか全然決まっておらず、就活をやりつつ1ヶ月か2ヶ月くらいかけてやっと今の作品を作ろうと決めました。なので早めに考え始めてきっと損はありません!

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以上でインタビュー終了!

藤田さん、貴重なお話どうもありがとうございました。

 

「変化に柔軟に対応すること。」

それは精神的な面や作品の制作時でも言えることかもしれません。

藤田さんのお話を聞いて、青山もどんな境遇でも柔軟に対応できる様になりたいと思いました。

 

さて、お次は体験型の作品が多く展示されているあの展示会場へ向かいます!

デジクリ

 

〜〜〜この詳細は次回!

 

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Posted on 2017.03.25 by seika design course