【学生の紹介 デジタルクリエイションコース4年・谷口晟士くん】

今回インタビューしたのは、デジタルクリエイションコース4年の谷口くん。
谷口くんは今、ある活動を通して、とても興味深い研究をしているそうです。

一体どんな研究をしているのでしょう?詳しく聞いてみました!

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ー今日はよろしくお願いします!早速ですが、谷口くんは普段どんな活動や研究をしているんですか?
滋賀県長浜市にある「キッチンキス」という団体のお手伝いをしています。
平均年齢60歳ぐらいのおばあちゃんが15人ぐらい集まって、お菓子を作って売っている団体なんです。
高齢者の就労が厳しい方が家で時間を持て余すというケースをよく目にするのですが、この団体の人たちは仲間同士で集まって、自分たちで物を作って売るという活動をされています。「とても素敵な団体だなぁ!」と思って、お手伝いを始めました。

一方で、おばあちゃんだけではマーケティング(売り方)が分からず、売りげが伸び悩むなどの理由で活動ができなくなってしまう団体もあると聞き、とても勿体ないと思いました。
僕もマーケティングの知識が豊富なわけではないけれど、 お金やモチベーションなどの問題をクリアして、活動を続けてもらえないかなぁと思ったことが、お手伝いのきっかけでした。

ーキッチンキスでは、主にどんなことを手伝っているんですか?
僕自身は提案をしたり、おばあちゃんたちのアイデアを形にする、ファシリテーターの役割をしています。

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主力商品が、この「いいぼーろ」というお菓子なんですけど、これの売り上げをもっと伸ばそうと思って、商品改良の提案をしたりしています。
例えば、100グラム1袋でしか売っていなかったところを、半分の食べきりサイズを提案して、実際にお店に並べてもらったりしています。

営業活動もしていて、伏見にあるコンビニに試験的に置いてもらったり、今は彦根の喫茶店に置かせてもらっています。そこでは結構、売り上げを伸ばしているようです。
他だと、長浜の道の駅と、駅の近くにある「まちの駅」という商店と、あねがわ温泉の売店で売っています。
あと、僕に直接言ってもらったら、売ります。(笑)

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(キッチンキスの皆さんと話し合いをする谷口くん。)

ーお手伝いを通して、具体的にどんなことを研究しているんですか?
キッチンキスみたいな素晴らしい団体が、いろんな事情で活動できなくなるなんて勿体ないじゃないですか。
いろんな問題を解決して、活動を継続できる方法をキッチンキスでとれたら、他にある同じような団体でもその方法が使えるんじゃないかなって思うんです。
なので、キッチンキスの研究というより、高齢者が経済活動を行っている団体をサポートするための研究をしています。

ー今の活動を今後どのように展開していきたいですか?
キッチンキスだけでなく、いろんな団体の商品を集めた、販売用webサイトを作りたいです。
商品を欲しいと思っている人があっちこっちにいるようなので、ネット販売ができたらと思っています。
キッチンキスだけの発展ではなく、高齢者団体の発展が元々の目的だったので、同じような団体が作った商品を集めた、専用のサイトを作れたらなと思っています。

それと合わせて、webで取り扱う色んな団体のコンサルというか、サポート的なこともできたらなと思っています。

ー最後にひとこと!
「いいぼーろ」はクッキーに似た焼き菓子なんですけど、チーズの代わりに鮒鮨の「飯(いい)」を使っているんですよ。
「飯」はフナを漬けていたお米のことなんですけど、鮒の栄養がいっぱい溶け出ているんです。
そんな「飯」を使っているので、体にもいいお菓子なんです。
風味はチーズに似ていますが、鮒鮨独特のクセがなくて美味しいですよ!
欲しい人は、僕まで連絡ください!

ー研究がんばってくださいね!ありがとうございました!

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興味のある研究や活動に熱心に取り組んでいる、谷口くん。
高齢者の経済活動の場を作ったり、売り上げがさらに良くなる方法を見出すということもまた「デザイン」なのだと思います。
これからさらに活動の幅を広げていけるように、頑張ってくださいね!

在学生

Posted on 2016.11.16 by seika design course