【学生の紹介 プロダクトコミュニケーションコース3年・斎藤咲さん】

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ーではまず、前期のアイウェアの授業で制作したメガネのコンセプトについて教えてください!
私は普段メガネをかけているんですけど、メガネをかけてるときって目が小さく見えてしまうんです。目が悪ければ悪いほど、レンズの影響で目が小さくなってしまうんですね。
授業の最初のリサーチでは、そういう悩みを抱いている人が多いということを知って、どうにか払拭できないかなぁと思って考えてきました。

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そこで目をつけたのが、舞妓さんや歌舞伎役者の人が目元だけ赤く線を入れる、化粧の「目張り」でした。
また「芸妓さんは全国にいるけど、舞妓さんは京都にしかいないらしい」ということを聞いて、ここは京都の大学なので、京都っぽいメガネを作ろうと思って作り始めました。
「凛とした女性の姿を表現できたらなぁ」ということを考えながら制作していました。

ーデザインなどでこだわった点はありますか?

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作り始めてみると、形に落とし込むのが意外にも難しくて…。色もすごくこだわりましたね。
実際に作るまではわからなかったんですけど、明るい色のメガネは若干間抜けに見えてしまうので、「凛とした」というコンセプトからずれないように、色選びをしました。
赤だけでも何種類も生地があって、先生や生地屋さんに協力してもらいながら生地を選びました。
ーこの授業を通して感じた事や、勉強になったなぁと思うことはありますか?
鯖江で工場の視察をして思ったのは、「こんなにも工程があるのか…!」ということ。
メガネという小さなプロダクトでも、関わっている人はとても多いんだなということです。
パーツごとに専属の職人さんがいるのを知って、プロダクトは一人では作れないんだなぁということを感じました。

今回はプロトタイプの制作だったけど、これが実際に商品化するとしたら「売るためのデザイン」に変わっていくと思います。
その時にはきっと、コスト面や技術面で不可能なところをどうやって解決していくか考えることが大事で、そんなメガネづくりの実際の現場を見ることができて、本当に良い視察だったと思います。
「そこまで手をかけるんだ!」という発見もあったし、行ってみないと分からない空気・雰囲気もありますよね。

ー普段の制作や、他の課題ではどんなものを制作していますか?

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これは株式会社ワコールとの産学連携授業で制作したもので、「お母さんと娘が絵本というツールを通してコミュニケーションをとって、ファーストブラに対する不安や抵抗感をなくしてあげよう」というテーマのものです。
絵本を使うことで楽しくコミュニケーションをとりながら、体のことについて学んでいってほしいという願いをこめた作品です。

最優秀賞を獲ることができましたが、制作の過程は色々と大変でした。
ライフクリエイションコースの内藤さんと一緒に制作したものなのですが、グループワークって意外と大変で、「自分の考えをどうやって相手に伝えたらいいんだろう」とか考えながら制作していきました。
内藤さんは自分の言いたいことをとても察してくれる人だったのですが、社会に出たらそうはいかないよなぁとか、言葉でちゃんと発さないと伝わらないなぁとか思いました。
そんな自分の足りない部分に授業を通して気がつけたので、とても勉強になる授業でしたね。

ーこれから挑戦してみたいことはありますか?
色々な授業を受けてみて、人とのコミュニケーションの中でできるデザインに興味を持ち始めています。
私自身、人と話すことにちょっとだけ苦手意識があるんです。
そういうコンプレックスがありながらも、「言葉でなにか伝えるというのは、デザインする人にとっては大事なことなんだなぁ」と、最近の実体験を通して感じましたね。
だから、言葉でちゃんと伝えられる人になりたいです。良いものを作っても、伝わらなかったら悲しいですもんね。

それと、和歌山のアドベンチャーワールドに行きたいです!
パンダを見たことがないので、そこに行ったらパンダがあっちこっちにゴロゴロいるって聞いて(笑)

ー最後にひとこと!
これからポートフォリオの制作を頑張っていきたいと思います!
先輩方はとても時間をかけて制作されていたようなので…。
映画もいっぱい観に行きたいですね。良いものをたくさん見て、自分を刺激してあげたいと思います。

ーありがとうございました!

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こちらは2年生の授業で制作したという「薬味のためのテーブルウェア」。
一番苦労したところは「本わさびを調達すること…(笑)」だったそうで、色んな意味で思い出深い作品になったのだとか。

最近はコミュニケーションについて関心があるという斎藤さんですが、インタビューの時は、とても分かりやすく応えてくれていて「十分コミュニケーション能力あるよ!」と思ってしまいました。(笑)
そんなしっかり者の斎藤さんは、物事やデザインに対してもしっかり正面から向き合っている印象で、全てのものから色々なことを日々吸収しているんだなぁと、お話をしていて感じました。

これからの授業や生活を通して斎藤さんがどんな風にパワーアップしていくのか、とても楽しみにしています!

在学生

Posted on 2016.10.07 by seika design course