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国際デザイン学術セッション

デザインにおけるモダニズムは、形式主義・機能主義・普遍主義という概念が、人間をより快適な生活(物質主義的な幸福)に導くと提唱し てきたように思います。しかし一方で、今日の私たちが環境低下・貧富格差・大量消費といった重大な社会問題に直面していることは事実で す。本会議では、世界的な視野でデザインおよびデザイナーの存在意義をもう一度考えたいと思います。危機的な人道問題に対して、デザイ ンおよびデザイナーは何ができるのか? その役割と使命について議論できる場になればと考えます。21世紀が抱える新しいデザインの諸課 題を3つの領域のセッションに分類。170点を超える応募の中から査読を経て採択された論文の研究成果の発表(パラレル)です。口頭発表 とポスター発表があります。なお、発表論文は、論文集「クムルスワーキングペーパー」に掲載されます(2008年秋頃出版予定)。

スケジュール

日時
3月29日(土) 9:30〜13:00 プログラム詳細(英語サイトにとびます)
会場
京都精華大学 清風館 ラウンジ
論文梗概募集期間
2007年5月1日〜9月30日
査読期間
2007年10月1日〜31日
査読結果発表
2007年11月1日
論文締切
2008年2月29日

セッション1

「歴史・伝統・工芸−デザインにおける近代性と地域性を再考する 」
司会:藤田 治彦/佐藤守弘

セッション2

「デザインにおける自然・共生・持続可能性」―デザインの理論と実践をめぐって」
司会:三宅 理一/新井 清一

セッション3

「現代デザインと安全性―社会的、個人的幸福の問題に対するアプローチ」
司会:林 春男/ウスビ・サコ

セッションチェア

査読委員

セッションチェア略歴

三宅 理一MIYAKE Riichi
(慶應義塾大学大学院 教授)

1948年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。パリ・ソルボンヌ大学博士課程予科修了。エコール・デ・ボザール卒業。1999年より慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授就任。著書に、Images of Fin-dè-siecle(Collins)、他多数。都市計画、歴史的建造物修復などを国際的に多数手掛ける。

三宅 理一

林 春男HAYASHI Haruo
(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター 教授)

1951年東京都生まれ。早稲田大学文学部心理学科卒業、同大学大学院修士課程修了。 カリフォルニア大学ロスアンジェルス校(UCLA)大学院にて博士号(Ph.D.)を取得。1996年より京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授に就任。監修に『災害のあと始末』(エクスナレッジ)、著書に『いのちを守る地震防災学』(岩波書店)、他多数。

林 春男

査読委員略歴

斎藤 百合子SAITO Yuriko
(ロードアイランドデザイン大学 教授)

東京国際基督大学卒業、ウィスコンシン州立大学博士課程修了。専門研究分野は環境美学、日本の美学、日常の美学。専門誌、論集、講演などで論文を広く発表している。オックスフォード大学出版より『日常の美学』を2008年2月頃上梓予定。

斎藤 百合子

長尾 重武NAGAO Shigetake
(武蔵野美術大学 教授)

1944年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士・博士課程、ローマ大学に留学後、東京大学で工学博士号取得。著書に『ローマ イメージの中の永遠の都』(筑摩書房)、『建築家レオナルド・ダ・ヴィンチ』(中央公論社)他多数。主な作品に「国分寺の家」、「天日向家船」。

長尾 重武

藤田 治彦FUJITA Haruhiko
(大阪大学大学院 教授/大阪大学コミュニケーションデザインセンター 教授)

1951年生まれ。図像から地球環境・宇宙の形成まで、広義のデザインの歴史と思想を研究。著書に『天体の図像学』『現代デザイン論』『ウィリアム・モリス』『ナショナル・トラストの国』、他多数。意匠学会会長。デザイン史フォーラム代表。第6回デザイン史デザイン学国際会議(ICDHS 2008 OSAKA)実行委員長。

藤田 治彦

ウォルフガング・ジョナスWolfgang JONAS
(カッセル芸術大学教授 教授)

1953年生まれ。ベルリン工科大学(Technical University of Berlin)にて造船学を専攻。
1983年同大学にてPhD修得。ベルリン芸術大学やブッパタール大学にてCADや工業デザインについて教えるかたわらシステム理論とデザイン理論の研究に携わる。2005年より、カッセル芸術大学にてシステム・デザインの教授。共著に"Mind the gap!- on knowing and not-knowing in Design" (Hauschld)、他著書多数。

ウォルフガング・ジョナス

トマス・レアベアThomas LEERBERG
(コリングデザイン学校 助教授、研究主任)

1968年生まれ。南カルフォルニア建築大学及びオーフス建築学校(デンマーク)にて建築学修士を修得。2004年オーフス建築大学(Arkitektskolen Aarhus, Denmark)にてPhD修得。
2005年よりコリングデザイン学校助教授(デザイン理論及び方法論)、2007年より研究主任。論文に、"DK: Virtual Platform, Afrapportering for Pilotfase Januar 2006 - Oktober 2006"(Designskolen Kolding)、他。

トマス・レアベア

新井 清一ARAI Kiyokazu
(京都精華大学 教授)

1950年神奈川県生まれ。南カルフォルニア建築大学大学院修士課程修了、慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程修了。1979年から91年、米国のMOPHOSIS Architectsに所属。1991年にARAl・ARCHITECTS設立。主な作品に熊本アートポリス杖立橋+Pホール、A-bands、新潟市民ホールコンペ優秀賞、Russia ARAX都市計画/建築Awardなど多数受賞。

新井 清一

ウスビ・サコOussouby SACKO
(京都精華大学 准教授)

1966年マリ共和国生まれ。中国・北京語言学院、南京・東南大学等を経て、京都大学大学院工学研究科建築学専攻(建築計画講座)博士課程修了。博士(工学)。専門研究分野は、住宅計画や居住環境等。著書に『知のリテラシー』(共編/ナカニシヤ出版)。論文に「バマコの集合居住の生成と中庭型在来住宅の形成過程の考察」(『日本建築学会計画系論文集』)など。

ウスビ・サコ

佐藤 守弘SATOW Morihiro
(京都精華大学 専任講師)

1966年京都府生まれ。コロンビア大学卒業、同大学院修士課程修了同志社大学大学院博士課程退学。博士(芸術学)。芸術学・視覚文化論専攻。風景写真などの視覚的イメージが社会において果たす機能を研究。論文に「〈オールド・ジャパン〉の表象−横浜写真と19世紀後半の視覚文化」(『映像学』71号)、「反風景的実践としての『採集』−桑原甲子雄と都市」(『京都精華大学紀要』31号)、他。

佐藤 守弘