京都精華大学マンガ学部マンガ学科 カートゥーンコース

多目的教室で行われるカートゥーンコースの専門講義について御紹介しましょう。

風刺画論

1年次の必修科目です。
前期はあの喜劇王チャーリーチャップリンの映画をじっくりと鑑賞します。カートゥーンのアイデアは、チャップリンの創作したギャグが原点だといわれています。ヨーロッパのマンガ家たちは、かつてチャップリンによって大きく変わりました。現在もその斬新で鋭いユーモア、風刺のセンスは若者にまで大きな支持を得ています。この授業では、「街の灯」「モダンタイムス」「ライムライト」「殺人狂時代」「独裁者」を解説つきでたっぷり味わうことができるでしょう。
また、19世紀フランスの巨匠オノレドーミエ論や韓国の新聞マンガ家、キムソンファンの人と作品論など、ユニークな講義もあります。
後期は日本のマンガ史、世界のカートゥーンなどもっとも知っておいてほしい項目を分かり易い講義によって展開します。
 

メディア情報研究1・2(3年次)

カートゥーンに携わる人にとって大切なのは、社会に対する見解を、作品を通して提言することです。
講義の中では、それを実現させる様々な方法論を考えます。
ディベート(対論討議)も重要なこの研究の要素であります。最終的には研究をレポートとして完成させ、マンガ作品として表現します。
 

新聞研究1・2(2年次)

新聞記事を素材として、現代のかかえる様々な問題について考え、やがてカートゥーン制作におけるアイデアソースの一助と出来るように研究します。
各々の意見を出しあって討論を試みることもこの研究の重要な実践となります。
時事問題について常に関心を持ち続けることは、カートゥーンの斬新なアイデアを生むためには必須の条件です。

 

作品批評会の日常化

各学年とも作品批評会・合評会(複数教員による)は、ほとんど毎週のように行われています。
とくに比較的小さいサイズで描かれるカートゥーン作品は、OHPによって拡大され、細部にわたる批評が行われます。
学生たちの質問や意見の交換も無論自由に行われます。