ものを見るということと、「自分」という視点の成りたちについて、
子供の頃からずっと気になっていました。
けれど、実際そのことに気づきはじめたのは大学を出た頃のことです。
美大に行くようになったからなのか、単に年齢的なものなのか、
その原因ははっきりしていませんが、
きっかけの1つは「まばたき」がおもしろいと思えたことです。
開いたり閉じたり、閉じたり開いたり。自分でも操作ができて、ふだんはほぼ自動的。
見るということの現実をつきつめていくと「まばたき」は無視できないと思いました。
半ば無意識の世界に触れている「まばたき」の周辺には、
見ることや自分の視点そのものにまつわる未知の原理が見つかるような気さえしました。
そして、眼という生々しい器官をまたたく間に包んだり開いたりしている「まぶた」は、
自分と世界とのいきいきとした境界のように感じられました。
「まばたき」の発見から始まった、これまでの創作活動についてお話します。
| 講演 | 鈴木康広(アーティスト) |
| 日時 | 2008年11月14日(金)16:20〜17:50 |
| 申し込み | 不要(無料・先着順) |
| 会場 |
京都精華大学 〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 *地下鉄「国際会館」駅3番出口よりスクールバス(無料)をご利用下さい。 |
- 関連企画として、公開講座GARDENで現代美術講座「鈴木康広“3つのスケッチ”術」を開催します。
プロフィール
鈴木康広 SUZUKI Yasuhiro
1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒業。公園の回転遊具「グローブジャングル」を利用したインスタレーション「遊具の透視法」(2001) の発表をきっかけに、国内外の多数の展覧会やアートフェスティバルに参加。ArsElectronicaFestival'02(オーストリア)、DEAF_03(オランダ)、Liile2004(フランス)に招待出品。2004年1月に青山スパイラルガーデンで発表した「まばたきの葉」は、現在も美術館やパブリックスペースでの展開を続けている。TAKEO PAPER SHOW 2004「HAPTIC」、TOKYO FIBER '07「SENSEWARE」、三宅一生ディレクション「XXIc.21世紀人」など、デザインの展覧会やイベントにも積極的に参加している。
公式サイト http://www.mabataki.com/


![11/24[金]鈴木康広(アーティスト)「まばたきにご注意ください。」](img/1114_main.jpg)