10/24[金]釈徹宗(宗教学者) × 内田樹(神戸女学院大学教授)「呪いと祝い」

「一般的に"呪い"という言葉を聞くと、超自然的な力による復讐であるとか、憎悪や怨念といった負のエネルギーを連想することでしょう。
でも、"呪い"はもっと広い領域をもつ概念であり、人間や社会のメカニズムを考える上でとても興味深い現象なんです。
個人と個人、個人と集団、人間と社会、生者と死者など、さまざまな関係性において機能するシステムだとも言えそうです。
さて、これに対して"祝い"は喜びの表現行為であり、聖なる方向性への推進力です。でも"祝い"も"呪い"も「非日常」装置だという点では同じ構造をもっています(漢字も似てますしね)。そして"祝い"だって、お祝いの言葉から祝祭芸能に至るまで、多様な様態をもっているのです。

今回は、この"呪い"と"祝い"を手がかりにいろんなお話をさせていただきます。」(講師より)

漫才形式の講義で意気投合した二人が「呪い」と「祝い」論を語りつくす。

講演 釈徹宗(宗教学者)
内田樹(神戸女学院大学教授)
日時 2008年10月24日(金)16:20〜17:50
申し込み 不要(無料・先着順)
会場

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プロフィール

釈徹宗 SHAKU Tesshu

釈徹宗 SHAKU Tesshu

photo:Ai Hirano

1961年大阪生まれの宗教学者。お寺の住職。地域のネットワークを生かした認知症高齢者の家や住宅介護支援をNPOで運営している。著作に『親鸞の思想構造─比較宗教の立場から─』(法蔵館)、『いきなりはじめる仏教生活』(バジリコ)、『インターネット持仏堂1』『インターネット持仏堂2』(内田氏との共著。本願寺出版社)


内田樹 UCHIDA Tatsuru

内田樹 UCHIDA Tatsuru

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退、東京都立大学人文学部助手を経て、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。主著に『ためらいの倫理学』(冬弓舎/角川文庫)、レヴィナスと愛の現象学(せりか書房)、『他者と死者』(海鳥社)、『映画の構造分析』(晶文社)、『寝ながら学べる構造主義』、『私家版・ユダヤ文化論』(以上文春新書)、『村上春樹にご用心』(アルテス・パブリッシング)、『こんな日本でよかったね』(バジリコ)、『いきなりはじめる浄土真宗』(釈徹宗との共著、本願寺出版社)ほか。
公式サイト http://blog.tatsuru.com/