日時:10月19日(木)14:40-16:10 会場:京都精華大学 費用:無料 申込:不要
講演要旨

(c)2004 Synergetics Institute
バイオスフィア自身のライフスタイルはスローライフでもファーストライフでもない。
いちごや野ウサギはライフスタイルを選択しない。
彼らは選択しないことで生存している。
人類だけが産業革命毎にライフスタイルをデザインしてきたが、
絶滅の危機を回避するための方法をこれまでのようにライフスタイルに求めるのは
統計的には、もっとも短命な非エコロジー的行為である。
21世紀の人類のライフスタイルは環境デザインの結果であって目的ではない。 Y.K
講演風景
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プロフィール
- テンセグリティ:解説梶川泰司 KAJIKAWA Yasushi
<すべての構造体は、張力と圧縮力が拮抗した相互作用からなっている。RBF>
昆虫の平均的な身体の構造と組織は、体積も重量も50%以上が水分である。
人間の構造体は、60%以上が水分である。
血管や内蔵を完全に満たしている液体は、圧縮することができない。
水は圧縮することはできないが柔軟で、自らの荷重を張力によって三重結合の容器システムの表面全体に均等に分散させている。
特殊な訓練を経たフリー・ダイビングで150m以上も潜れるのは、肋骨の強度ではなく細胞を含む容器システム全体の圧縮力である。人間の構造体の含水率に関係する。
地球人は、含水率からみれば、昆虫よりも水力学的にデザインされたテクノロジーなのである。
カブトムシは150m潜水すると完全に潰れてしまうだろう。 -
1951年生まれ。高校中退後、バックミンスター・フラーの『シナジェティクス』にふれる。 1981年、幾何学論文をまとめ渡米。フラーは初見でその論文とモデルを採用した。フィラデルフィアのバックミンスター・フラー研究所でシナジェティクスの共同研究に従事。その成果はフラーの遺作となった『コズモグラフィ』(邦訳近刊)に収録された。
1988年シナジェティクス研究所を設立し、新たなシナジェティクス理論や次世代の移動可能な折りたためるテンセグリティー構造システムなどを開発してきた。1990年ハーバード大学視覚環境学部客員講師を務める。フラーが他者に対して初めて認めたデザイン・サイエンティスト。
主要論文=「多面体をおりたたむ」(1984)、「成長する正20面体」(サイエンティフィックアメリカン日本版、1990)、近著=『宇宙エコロジー』(美術出版社、2004)
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