
日時:5月11日(木)14:40〜16:10
会場:京都精華大学
費用:無料
申込:不要(先着順)
講演要旨
一つの作品を作る時、何回かは、「あ、わかった!」に遭遇します。頭ではなにがわかったかわからないのですが、そこでは何かが決定されている。そしてその「わかった!」の方向にいくと、だんだん形が見えてくる。
作品制作とは、そういう事の繰り返しなのだと思います。結果、なにかが本当にわかったかどうかはさておき、この「わかった」はどこかに刻み込まれているのだ、と。
サイト・スペシフィックな制作態度は、この「わかった」の瞬間を最大限に享受する事ができるので、僕は無意識的に選択しているのかもしれません。「わかった」の瞬間を得るためにだけ作品を作っているんじゃないか、とすら思う時もあります。そんな事についてお話します。
講演風景
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プロフィール
- 高嶺格 TAKAMINE Tadasu
90年代初頭より、個人およびグループにてパフォーマンスやインスタレーションの作品を発表してきた。美術作品の傍ら、舞台作品のコラボレーションも数多く手掛ける。
93年から97年までダムタイプのパフォーマーとして3作品に参加。近年は、2トンに及ぶ粘土を使ったクレイアニメーション「God Bless America」を第50回ヴェネチア・ビエンナーレに出品するなど国内外で作品発表を行っている。
主な作品に、森永ヒ素ミルク事件の被害により、身体に障害を受けた男性の介護を通して生まれた映像作品「木村さん」や、コモン・センスを巡る現在の混迷した状況を表現したインスタレーション「ア・ビッグ・ブロウジョブ」など。
「性」の問題などにも触れながら、異なる背景や価値観を持つ他者への接触と困惑、更に相互理解を志向するプロセスを真摯に表現する。





