富野由悠季(アニメーション映画監督)
「ガンダムから考える。固有なものとは何か?」(2004.11.25)

講演要旨
かつては玩具の宣伝番組であったロボット・アニメ。
作品として固有の特性・価値を意識して作ってきた結果、現代においてその位置付けが変わってきた。
「玩具屋の宣伝番組である」という現実に対応しなければならなくなった事態というのは、作品創りにとって決してマイナスにはなっていない。
それは時代が経過して、作品を考えることが現実を考えるヒントにもなっている。
今回はこれまでに実行した方法論について語り、“個性”と“エゴ”の違いを自覚し、創意を発揮することの手順といったものについて、考えていきたい。
プロフィール
茂木健一郎富野由悠季(TOMINO Yoshiyuki)
日本大学芸術学部卒業後、虫プロダクションに入社、「鉄腕アトム」などの演出を担当。その後フリーとなり「ムーミン」「巨人の星」「海のトリトン」など数多くの作品を手がける。
1979年の「機動戦士ガンダム」はTV放映後、劇場3部作に発展、一大ブームに。最近では「ガンダム」世界の更なる拡がりを目指した「∀ガンダム」、映像映画の持つエンタテインメント性を追求した「オーバーマン キングゲイナー」を手がけた。
現在、来年公開の劇場版「機動戦士Zガンダム」を制作中。また「リーンの翼」「戦争と平和」「∀の癒し」「映像の原則」など著書も多数。
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