萩尾望都(漫画家)
チープな素材のディープな内実(2002.01.10)

講演要旨
“マンガ”というジャンルは子どもの文化において“おやつのようなもの”と昔はいわれていたのです。 それぐらい安くて軽いと受け取られていた文化でした。
少年、少女マンガの歴史を紐解いてみますとそのお手軽でもあり、シンプルでもある作品のドラマの中に、戦後に日本人がたどってきた心の軌跡が重く深々と刻印されていることがわかります。
それぞれの時代のストーリー、題材、テーマ、設定、結末、キャラクターから、日本人や人の心の深層を読み解いてみたい。
プロフィール
萩尾望都(はぎお もと)
漫画家。
福岡県出身「ルルとミミ」(1969)でデビュー。次々と新境地に挑戦して注目を集め、多くの話題作で読者を魅了。
最新作は9年に亘った初の長期連載作品『残酷な神が支配する』(全17巻・小学館)『ポーの一族』『11人いる』で第21回小学館漫画賞(1976年)、『残酷な神々が支配する』で第1回手塚治虫文化賞(1998年)を受賞。
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