STUDIOS
スタジオ課題
現実の風景の合間にフィクションかと目を疑うような自然現象が過ることはないだろうか?
ふと不思議な感覚を喚起するような場面に出くわすことはないだろうか?
建築とは自然界と人工物を縦断するもの、現実にありながらフィクショナルに体験するもの。
今更言うまでのことはないが、建築は自然の趣を無視することができない。自然の力というものは、人間が制御できるものでもなければ、逆らうこともできない。
では、自然の力を借りてみよう。偏に環境と共生する心地よい空間をつくるのではない。気まぐれな大地の風貌、石の重み、朽ちていく木、台風や雷のシュールな一幕。そんなものから始めてみる。
stage1:(自然x人)Ambivalence
自然の物体や現象に介入し、その特性を覆すような物体や現象をつくる。
例えば、重い、大きい、固い、不透明、でこぼこ、不動な石を、軽く、小さく、柔らかく、透明、まっすぐ、動的なものとして表現する。
stage2:(フィクションx現実)Real Fiction
イタロ・カルヴィーノの「見えない都市」の虚構空間を目に見えるカタチにする。
stage3:(現実x人x自然xフィクション)Fictional Reality
実在する場所で建築空間として表現する。