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2006年度 授業アンケート結果

授業アンケート概要

前期は7月10日から22日、後期は12月11日から1月20日をアンケート実施期間とし、授業登録者数延べ66,281名を対象としました。前後期をあわせた回収数は36,503名で、約55%の回収率となりました。
回収率に関しては、実習科目、演習科目、講義科目において顕著なバラつきがあるものの、2005年度に行ったパソコンと携帯電話による入力方式でのアンケートに比べ、データ数の確保が飛躍的に延びました。本学では2007年度も引き続き、全学授業アンケートを実施する予定ですが、ここでは2006年度の授業アンケート結果について報告いたします。

集計方法

アンケートの様式は無記名のマークシートで、12の質問項目と自由記述欄からなっています。 また講義科目・演習科目・実習科目それぞれの授業形態によって用紙が分かれています。授業形態の分類は以下になります。

  • 講義科目:講義形式で行われる科目。
  • 演習科目:語学科目や、少人数によるゼミナール形式の科目。
  • 実習科目:芸術学部、デザイン学部、マンガ学部で実施する作品制作など実技を伴う科目。

質問項目

授業形態の特徴によって、質問内容を変えている部分があります。
Q6は演習科目が講義科目・実習科目とは異なる質問内容です。Q12は実習科目が講義科目・演習科目とは異なる質問内容となっています。

質問内容は以下の通りです。

  • Q1
    [共通]…この授業をあなたはどのような目的で受講しましたか。
  • Q2
    [共通]…この授業はシラバスに沿って行われた。
  • Q3
    [共通]…授業担当者の説明の仕方はわかりやすかった。
  • Q4
    [共通]…授業担当者の教材や補助資料(テキスト・板書・プリント・ビデオなど)の使い方が効果的だった。
  • Q5
    [共通]…授業担当者は質問や相談に適切に対応してくれた。
  • Q6
    [講義・実習]…教室の広さや設備は適切だった。
    [演習]…授業担当者は、発表や話し合いなど学生が参加できるよう授業を運営した。
  • Q7
    [共通]…この授業によって広く物事に対する問題意識や考え方が深まった。
  • Q8
    [共通]…この授業によって具体的な知識や技能が身についた。
  • Q9
    [共通]…この授業は自分の将来に役に立つと思う。
  • Q10
    [共通]…この授業を他の学生や後輩に推薦したい。
  • Q11
    [共通]…わたしはまじめな態度で積極的に取り組んだ。
  • Q12
    [講義・演習]…わたしは予習・復習など教室外の学習にも取り組んだ。
    [実習]…わたしは授業外でも制作に取り組んだ。

回答の選択肢は、全授業共通で受講目的を質問するQ1のみ複数回答が可能で、4[必修だから]、3[時間帯がとりやすかった]、2[内容に関心があった]、1[将来の進路に役立つと思った]という回答が設けられています。(ただし、回答ミスでおそらく4の回答を5にチェックしたケースも多かったようで、集計データにはそのままの数字が反映されています。)

Q2以降は、どの授業形態でも、5[そう思う]、4[やや思う]、3[どちらでもない]、2[あまり思わない]、1[全く思わない]、という回答欄の中から一つ選択します。

集計結果

アンケート結果集計表には、履修者数・回答者数・回収率、項目毎の回答分布、評価平均のレーダーチャート、評価帯のグラフが記載されています。

【前期アンケート結果集計表】

2006年度前期にアンケートを実施した全科目を、講義・演習・実習の授業形態ごとに集計した結果です。

【後期アンケート結果集計表】

後期は講義・演習・実習の各授業形態のみで分類した集計表に加え、学部別の集計表も作成しました。学部別集計表には芸術・デザイン・マンガ・人文学部それぞれの集計表が掲載されています。なお、講義科目と演習科目には、各学部が共通して履修できる科目が、「全学部共通」として集計されています。

全体としては、ほとんどの項目の平均が4ポイント前後であり、授業に対する評価は肯定的であると言えます。平均3ポイント未満に算出されたのは講義系科目のQ12で、授業外自習への取り組みに関する項目でした。

学生の満足度をはかる上で重要な項目の、Q8「知識や技能が身についた」Q9「将来役に立つと思う」では、講義系で60%前後、演習系で70%前後、実技系で80%前後が肯定的な(そう思う・やや思う)回答でした。講義系科目ではQ8、9よりもQ7「問題意識や考え方が深まった」の肯定的回答の方が70%前後と高く、広い知識や専門的学問を教授する中で学生の問題意識を刺激するという、講義科目の特性に見合った結果です。その問題意識を授業外自習へと結びつけることが出来れば、なお教学効果が高まると考えられます。

またQ6の「教室の広さや設備は適切だった」という設問に対し、実習系科目で他の項目に比べやや低いこと、Q5の「質問や相談への対応は適切だった」に関しては、演習や実習といった少人数構成が多い科目の平均が高いこと、真面目に取り組んだ群の回答のほうが肯定的であること、などがデータから読み取れます。

教学の改善とアンケートの趣旨

授業内容や方法、設備の向上は全学的な取り組みであり、集計結果データと授業内容の多様なあり方を照らし合わせながら良い点、悪い点を検証し、具体的な改善に取り組んでいきたいと考えています。

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