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学長からのメッセージ

マンガという表現手段は、私にとっては文字よりも雄弁です。また、描いた作品が独り歩きして、思いもかけない世界を私にもたらしてくれたりします。
私はマンガ家として、もう50年近く描いてきましたが、まさに手仕事の連続でした。ペン先を自分の手になじむよう削ったり、誰も持っていないスクリーントーンを作ったり。それはつまり、何も道具が無くても自分のしたいように工夫する、ということであり、人間が生きていくのに必要な能力は、こんなところでも培われるのだと思いました。マンガに限らず、何かを手で作ることは、そのまま自分の中に自信を残してくれます。失敗もまた、次の間違いを起こさないための大事な情報です。
京都精華大学は「手仕事」を大事にし、応援する大学です。
芸術・デザイン・マンガ・ポピュラーカルチャー、そしてことばを紡ぎながら、ゆっくりと自分のことを考え、作るもののことを考え、そして世界について考えます。
それが「自分を創る」こと。
アートとカルチャーの大学、京都精華大学で学び、豊かで細やかで、優しく大胆な自分を手に入れてみよう。

竹宮惠子
竹宮惠子
マンガ家
京都精華大学マンガ学部 ストーリーマンガコース教員
学長任期 2014年4月1日~2018年3月31日
1950年徳島県生まれ。68年、『週刊マーガレット』(集英社)の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビュー。代表作『風と木の詩』『地球へ…』で小学館漫画賞受賞。両作品は共にアニメ化されている。また、少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなどさまざまなジャンルで活躍。2000年に京都精華大学の教員となり、マンガ制作の技術指導に加え、カリキュラムや教材作成などマンガ教育の体制づくりに尽力。また、文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」や、史料性の高い複製原画「原画’(げんがだっしゅ)」の開発などを行っている。08年から4年間、マンガ学部長をつとめた。
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