京都精華大学TOP > 大学について > ダイバーシティの取り組み


ダイバーシティの取り組み

京都精華大学は、ダイバーシティという言葉がまだ日本社会に浸透していなかった1968年の設立時から、様々な差異を持つ全ての大学構成員が尊重され人格的に平等であることを、教育の基本として歩んできました。大学を取り巻く社会が世界規模で大きく変わりゆく中で、2016年にはダイバーシティ推進宣言を発表し、その基本となる考え方を改めて表明。翌年にはダイバーシティ推進センターが設立されました。そして2018年4月、ダイバーシティ推進の明確なコンセプトや具体的な推進内容を盛り込んだ、新たな宣言文と活動方針とが発表されました。今後は活動方針にもとづき、検証と取り組みを続けることで、学内環境のみでなくより良い社会の構築に貢献していきます。

ダイバーシティ推進コンセプト

『違いとともに成長する』

ダイバーシティ推進宣言2018

 京都精華大学は、自由自治を建学理念に掲げ、世界人権宣言にもとづく人間尊重を教育の基本理念とする大学として、学生・教員・職員をはじめとする全構成員が、互いの差異を通じてともに成長してゆく組織を目指します。そのために、本学ではダイバーシティを「多様なバックグラウンドや属性を持つ人々が違いを受容し合い、対等に機会が開かれること」と定義し、これを推進します。

 年齢、人種、性別、身体的特徴、性表現など表面的に認識されやすいものから、国籍、宗教、家庭環境、出自、働き方、性自認、性的指向など表面からは認識されにくいものまで、私たちは1人1人異なる属性を複数持っているはずです。誰もが多様で差異がある、という考えに立ち、一部のバックグラウンドや属性を理由にした不自由、差別や排除がないキャンパス環境を、修学・教育・研究・就労の観点から活動方針に沿って着実に整えます。

 本学の考えるダイバーシティ推進とは、制度や仕組みの整備のみを指すのではありません。人間の多様さに触れる機会を学内の様々な場面で継続的に設けることで、共生の意識を醸成します。違いを理解しようとするプロセスで生まれる「価値観の変化」や「他者への想像力」こそが新しい発見や思考につながり、構成員全体の創造性を高めると考えるからです。変化し続け不安定さが増す今後の世界において、新しい価値をもたらすことができる大学であるために、ここにダイバーシティのさらなる推進を宣言します。

2018年4月 学長ウスビ サコ

旧推進宣言文(2016年3月21日)

活動方針

京都精華大学は、ダイバーシティ推進のために下記の5つに取り組みます。

  • 1.学内環境整備
    全ての学生、教員、職員が、個々のバックグラウンドや属性に左右されることなくキャンパスライフを送ることができるよう、以下3つの側面それぞれの学内環境を整備します。
    1)学生の生活・修学
    2)教職員の教育・研究
    3)教職員の就労
    具体的な取組み内容

  • 2.意識醸成
    ダイバーシティ&インクルージョンの意識を醸成するため、多様性に関する知識や理解を深める機会を継続的に設けます。
    具体的な取組み内容

  • 3.交流活性化
    多様性理解を促進するため、構成員の交流を活性化するキャンパス環境を整備します。
    具体的な取組み内容

  • 4.人的構成
    ダイバーシティの観点に立った人的構成・人材育成を推進します。
    具体的な取組み内容

  • 5.情報公開
    本学のダイバーシティ推進の取組みに関する情報を学内外に向けて公開・発信します。
    具体的な取組み内容

具体的な取組み

【学内環境整備の取組み】

  • 学生対象
    ・性別違和・通称名使用などの事由による学籍簿の氏名・性別変更を認めています。(2016~)
    ・定期健康診断で、性別違和や健康上の事情を抱える人を対象に専用の時間帯を設けています。(2013~)
    ・大学で発行する全ての証明書に性別の記載はありません。(2017~)
    ・障がいのある学生の学修支援を行っています。(1970’~)

  • 全構成員対象
    ・誰でも利用できる「みんなのトイレ」を学内24箇所に設置しています。(2016~)
    ・学食のメニューに食肉表示を記載しています。(2017~)
    ・ハラスメント対応窓口を設置しています。(2007~)

  • 教職員対象
    ・教職員の就業規則における特別休暇及び弔慰金の対象とする配偶者を、同性婚などのパートナーまで拡大しています。(2016~)


【意識醸成のための取組み】

  • ・学内の学生や教職員のダイバーシティ推進に対する認知度やニーズを確認するための全学的なアンケートを実施しています。(2017~)

  • ・誰でも参加できる、多様性に関する知識や理解を深めるための講演イベントを年内に複数回開催しています。(2017~)

過去に実施した講演会

実施日 イベントタイトル 内容 ジャンル
2017/7/7 『スニーカーで世界は変えられる』 Hummelのダイバーシティに関する取組みを、当事者を交えて紹介する講演会
ゲスト:ベンジャミン・ボズウェル(ファッションモデル)
ジェンダー
2017/10/10 『働き方とダイバーシティ』 同じ組織で働く上でダイバーシティをどう考えるかをWS形式で考える教職員研修会
ゲスト:塩瀬准教授(京都大学総合博物館)
働き方
2017/10/25 『Contemporary Art×Diversity×Gender』 芸術とジェンダーの関連性と世界での具体的な取組み内容を紹介する講演会。
ゲスト:ケイティ・ディープウェル(国際フェミニスト・アート・ジャーナルn.paradoxa創立編集者)
アート
ジェンダー

【交流活性化のための取組み】

  • ・誰でも参加できる、参加型交流イベントを年内に複数回開催しています。(2017~)

過去に実施した交流イベント

実施日 イベントタイトル 内容 ジャンル
2017/12/14 『食べて知る!タイ文化』 異国の料理を一緒に調理して食べながら異文化を知るイベント第1弾。
ゲスト:本学タイ出身留学生
異文化
2018/2/9 『食べて知る!韓国文化』 異国の料理を一緒に調理して食べながら異文化を知るイベント第2弾。
ゲスト:本学韓国出身留学生
異文化

【人的構成・人材育成に関する取組み】

  • ・教員募集要項に「女性及び海外研究者の応募を歓迎し、他の候補者と研究業績が同等であれば積極的に採用する」点を明記しています。(2017~)
    ・教職員を対象に、多様性に関する知識や理解を深めるための研修を実施しています。(2017~)


【情報公開に関する取組み】

  • ・全学生に配布する履修の手引き上に、ダイバーシティ推進宣言と、学内で受けられる支援内容を明記しています。(2017~)
    ・本学のダイバーシティに関連する情報をHP上で公開しています。(2018~)

ダイバーシティ推進センター

 教職員が部署や所属を超えて学内全体のダイバーシティ推進の課題に関する分析・研究を行い、方針や対策を検討・策定していく機関として、ダイバーシティ推進センターが2017年4月に設置されました。各種イベントの企画運営も行っています。
(問合せ先)075-702-5262   diversity*kyoto-seika.ac.jp


ページトップへ