
元学長・笠原芳光(宗教思想史家)を聞き手に、吉本隆明氏が「思想を生きる」をテーマに、自らの個人史を軸として、人生論や若者へのメッセージを語った。人の考えに寄りかからずに来られたその強さはどこから来るのか、という問いかけに吉本氏は「自分なりの方法はあるけれど、個人が固有に持っている誰にも変えられない個性とか、あるいは好みとか考え方とか、そういう宿命的なものがある。それをごまかさずに深めて、抱えて生きていくことが強さになるんじゃないでしょうか」と答えた。
詩人、思想家。1924年東京都生まれ。東京工業大学電気化学科卒業。情況への鋭い発言を続けるとともに、文学、国家、人間存在に関する原理的考察を発表し、戦後の思想界に多大な影響を与えた。「戦後最大の思想家」「知の巨人」とも評され、詩作や広範な原論活動により、幅広い支持を集めている。主著に『吉本隆明詩集』『共同幻想論』『言語にとって美とは何か』『最後の親鸞』『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)などがある。
宗教思想史家。1927年大阪市生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程終了。京都精華大学名誉教授。京都精華大学では学長、理事長なども歴任する。広く自由な立場から宗教、思想、芸術、文学などを論じる。著書に『信と不信の文学』『宗教の森』『言葉と出会う本』『イエス 逆説の生涯』『日本人のイエス観』『思想とは何か』(吉本隆明との対談)など。

京都精華大学創立40周年記念事業として、戦後を代表する思想家で詩人でもある吉本隆明氏のインタビュー映像を収録したDVDを、無料(※1)で5,000名(※2)の方に進呈いたします。吉本隆明氏が、笠原芳光(京都精華大学元学長/宗教思想史家)を聞き手に、自らの個人史を軸としながら、人生論や若者へのメッセージを語った内容になっています。
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